平成最後の日の出来事

まためちゃめちゃ空いてしまいましたが

 

結構アクセスして頂いてるので

ちゃんと書かないとダメですね〜

 

思い返せば昨年の後半から自分の意識と言いますか

何か思考がグググっと変わってきてるんですが

 

これをどう文章にしたらいいのか、

 

難しいすね。

 

 

例えばkurryとしてのこの先の事、

 

前に書いてるかもしれませんが

昔はダラダラと絵を描いていて

よし、絵だけで食っていこうと決意して

なんとか10年続いて今になります。

 

昔はどうやったら絵で食べていけるのか

ただそれだけで

その先のビジョンなんか全く描くことが出来なかった。

 

毎日が必死でした。

 

多分2年くらい前から

何かしっくりこないと言いますか

 

楽しくないと言いますか、

 

絵を描いても

僕が描きたかった物なのか

kurryとしてkurryらしいとみんなが思うものを描いているだけなのか

よくわからなくなってました。

 

ただ、時間は過ぎていくので

期限が決まっているものは

 

その様な思いのままでも世に出していかないといけない。

 

僕自身もkurryというイメージを勝手に描いて

kurryらしくしないといけないと勝手にその様な像を作っていたのでしょう。

 

ふわっとなんですが

このままだと

いつかダメになりそうな感じがしていました。

 

自分は一体何がしたいのか、、、

 

知り合いにあって

次個展は?

みたいな話をされても

そうすね〜まだすね〜と話を終わらせた。

 

自分の話はあまりしたくなかった。

 

やっぱり

これはどこかで変えないといけない。

 

そんな想いはあるものの

何をどう現状変えればいいのかわからないまま

時を過ごしてました。

 

そして去年の後半くらいから

 

グググっと何かその答えの様な事を

感じ取れると言うか

少しづつ変化してきました。

 

文章では難しいですね〜!

 

 

僕は今まで

個人レベルですが偶然じゃない様な事を何度か経験しているので

身に起きた事に対して

色々分析します。

 

何かに急にハマる事があるんですが

ハマるとそればっかり調べたり

見たり聞いたりします。

 

そして

その中で引っかかる言葉や文などは

大抵欲していた答えに繋がる様なことだったりします。

 

そして

 

4/30日

僕はマジか〜!!

と一人アトリエで興奮した事がありました。

僕はアトリエで先日までしていた作業で

持っている本を(重りの様な感じで)使って作業していたので

その本を本棚に片付けていたんですが

 

横尾忠則さんの本がふと目に入りました。

 

この本は僕が持っていたのもではなくて

ブラジルに行った幼馴染が置いて行った本でした。

 

しかも結構前からあったんですが

僕は全く興味もなかったんで

その本をちゃんと見た事はありませんでした。

 

ちょっと後で見てみるかと

その本だけ机の上に置いていた。

 

 

その前に一つ

僕にはアートに対してコンプレックスがあります。

え〜!絵描いてるのに〜!と思われますが、

それはいわゆる王道のアート系の道を進んでいないと言うのか

あまりその様なところとは関わって来てないので

現代アートはこうじゃないとダメだとか

歴史がどうのこうの

小難しいイメージしかなく

いわゆるその辺のアート界の大御所の人にも

そんなネガティブなイメージしかなく

一切見ない様にしていました。

 

横尾忠則さんの事は知っていましたが

本当に名前となんとなくの作品のイメージでだけで

ただ変な絵を描いているだけのイメージでした。

 

 

ひと段落して

僕はその本をパラパラとめくった。

 

ちなみに本の題名は

横尾忠則スピリチュアル・ポップ1994whit love ドキュメント」

です。

 

本の全てを網羅していないのですが

内容はこの時の展覧会のドキュメントという事で

いろんな人とインタビューというか対談というか

絵も載っていますが

まあ6割くらいがインタビューの様な内容です。

 

内容を細々は書きませんが

本当に

僕の悩んでる事の答えが書かれている様な内容で

僕は見入ってしまいました。

すごい〜!!っと

 

2週間前くらいに

僕は家族で王子動物園に行きました。

ちょうど花見と休みが重なっていたので

専用の駐車場に止めれなく

動物園の裏のパーキングに停めて

動物園まで歩いて向かっていると

ちょうど真横に横尾忠則美術館があり、

僕はチラッと横目に

こんなとこに美術館あったんや〜

その時は何も感じなかった。

 

でもこの出来事も今思うと偶然じゃないよな〜と思います。

 

平成の最後の日に

こんなサプライズがあるとは思わなかった。

 

平成最後の日に

僕は何か色んな事に覚悟を決める事が出来ました。